映像を工芸で表現する

Film Craft

日本には美しい伝統工芸が数多く存在します。その伝統になぞらえて、映像や写真、グラフィックデザインの分野に工芸の思想や技巧を取り入れたいと思いながら作品をつくってきました。生み出す形はそれぞれ違いますが、そこに流れるスピリットは日本の美意識が礎に感じられるように心がけています。>> Watch “Film Craft”

写真を撮る

Photo

小学校の時の鉄道写真から始まった写真への興味は50年経っても色褪せることなく続いています。20代から続けているストリートフォトも作品として。30代から依頼されたお仕事のものも作品として。映像やグラフィックデザインのすぐそばに写真というものがありました。全て独学で続けてきましたが、おそらく一生続けるもののひとつであることでしょう。>> Watch “Photo”

動きをアートする

Motion Graphics

グラフィックデザインを動かすことで、一層の表現を加える。あくまでそれは映像というよりグラフィックであること。ロゴの動きそのものでアイデンティティを生み出すこと。動きの中には音が存在すること。Motion Graphicsは映像の一部ではなく歴とした一つのジャンルであることを大切にしています。>> Watch “Motion Graphics”

映画をつくる

Independent Films

100年の歴史を持つ表現手法である映画が築き上げた技法を学びながらつくっています。商業的なやり方とは一線を引き、可能な限り物語に忠実で誠実なプロセスで、仲間を集めて、まるでお祭りのように一つの作品をつくりあげることを大切にしています。同時に、舞台となった場所に住む方々とのふれあいも映画の大切な要素の一つだと考えています。>> Watch “Independent Films”

アートディレクションで整理する

Art Direction

ドラマや映画の制作プロセスには多くの方々が携わっています。同時にたくさんの想いが込められています。それを一つのイメージに集約するお仕事をしています。対話を重ねて、勘を働かせ、想像し、時代背景や経緯を学び、形にして提示する。できるだけストレートに、できるだけシンプルに、それを受け取る視聴者の方々やお客様の感性を信じてポスターやキーヴィジュアルをつくります。>> Watch “Art Direction”

アートとコマーシャルは融合する

Commercial

ドラマや映画などのエンターテインメント、ビジネスの宣伝のための広告、いずれも売ることを一つの目標にしてつくられます。そのためにイメージや言葉を用いた表現で時にわかりやすく、時に感覚的に伝えようとしています。商業的表現が成熟した今、アートの考え方が必要になってきました。感じることや想像することで伝える。元来、アートと広告は非なるもののように語られてきましたが、これらの境界線を無くして創作することに挑戦しています。>> Watch “Commercial”

展覧会をデザインする

Exhibition

限られた期間に特別な空間をつくる。そこには実際に足を運んで体験しなければ得られない貴重な表現があります。ネット社会であればこそ、この展覧会というものの価値に魅了されています。表現者は作品を作るのと同時にそれを見て楽しんでいただく観客の顔を見ることや会話を交わすことが大切なのではないでしょうか。>> Watch “Exhibition”