
Prelude
Media Art | Living Contemporary Motion Graphics | 2000
半透明のエレメントが舞い、重なり合い、連綿と新たな造形を浮かべていく自主制作作品。音楽と共に穏やかに転換していく間(ま)の取り方を繊細に思考して仕上げたモーショングラフィックス作品。一連の幾何学的造形の動きの中には自然と人工物との共存や植物と人間、鉱物の工作、無機と有機といった対比を表現している。駅前の花屋で花を買って家のリビングに飾るように映像のアートを楽しむことを定義として「Living Contemporary Motion Graphics」というコンセプトが込められている。楽曲と映像を同時平行に制作するという実験でもあった。
Concept & Art Director: Seiichi Hishikawa
Animation: Nobuhiro Jogano
Music: Goji Suzuki