The Animals’ Conference Exhibition | どうぶつかいぎ展

Participate as an artist | Exhibition at PLAY! Museum (Tokyo)

『エーミールと探偵たち』『飛ぶ教室』『ふたりのロッテ』などの児童文学作品を中心に世界的に知られるドイツの詩人・作家のエーリヒ・ケストナー(1899-1974)。第二次世界大戦後、ケストナーは絵本『動物会議』(1949年)で戦いや争いを止めない人類を痛烈に批判します。ケストナーは子どもたちに、人類が抱える大きな課題を、ユーモアとかわいらしさ、皮肉を利かせて訴えました。「争いをやめ、未来のため、子どもたちのために、大人たちが話し合う」というケストナーの問題提起は、今日もなお解決することはありません。この展覧会は、絵画や立体、インスタレーション、映像などの手法で、8人のアーティストたちが『動物会議』の物語をリレーして描き出し、ケストナーのメッセージを現代に問いかけた。

すべては、子どもたちのために。

(展覧会公式サイトより)

この展覧会では作家として作品を展示しました。ケモノたちがケモノの言葉でボソボソ、ザワザワと会議しているようなインスタレーションを制作しました。その言葉は人間にはわかりません。わからないものを受け入れる気持ちを大切にしたいという思いを込めました。

菱川勢一

どうぶつかいぎ展ムービー

企画展示「どうぶつかいぎ展」 PLAY! MUSEUM(東京・立川) 2022年2月5日(土)-2022年4月10日(日) 原作:エーリヒ・ケストナー『動物会議』 空間構成:手塚貴晴(建築家) 広報・会場グラフィックデザイン:大島依提亜 企画:ブルーシープ

ムービー 撮影・編集:岡本香音 音楽:ニトロクン

「どうぶつかいぎ展」関連イベント「おお雨」(おおはた雄一+坂本美雨)けものと奏でる音楽会

ダイジェストムービー

閉館後のPLAY! を使ったPLAY! NIGHT。 2022年4月2日(土)に、PLAY! MUSEUM「どうぶつかいぎ展」(2022年2月5日(土)ー4月10日(日))展示室にて、「おお雨」(おおはた雄一+坂本美雨)を迎えた春の夜の音楽会を開催しました。 「おお雨」は、ミュージシャンの坂本美雨さんと、シンガー/ソングライターのおおはた雄一さんによるユニット。坂本さんは、動物愛護活動をライフワークとし、“ネコの人”としても知られています。そんなふたりが、「どうぶつかいぎ展」のけものたちに、ギターと歌で共鳴。絵本『動物会議』の朗読と即興演奏も行わわれ、特別な夜になりました。

ダイジェストムービー制作:軍司拓実

Exhibition "The Animals’ Conference Exhibition | どうぶつかいぎ展"

June 19 - September 27, 2015

参加作家(50音順):植田楽(造形作家)/梅津恭子(ぬいぐるみ作家)/鴻池朋子(現代美術家)/junaida(画家)/秦直也(イラストレーター)/菱川勢一(映像作家)/村田朋泰(アニメーション作家)/ヨシタケシンスケ(絵本作家)

原作:エーリヒ・ケストナー『動物会議』
空間構成:手塚貴晴(建築家)
広報・会場グラフィックデザイン:大島依提亜